うあああああ!前回の記事から2ヶ月以上も経っている!
いや、本当に言い訳なのですが
育児って、こんな時間溶ける!?
ってくらい、1日があっという間に経っちゃうのね。。
初めて知りました。
さて今日も、誰も待ってないシリーズ!
妊娠・出産レポ「出産当日のはなし」を書きたいと思います。
妊娠39週2日、2022年12月8日満月の日。
その日はなんだか寝付くことができず、2時間毎に目を覚ましてベットでゴロゴロしていました。
5:15 尿漏れっぽいじんわり感を感じる。でも、妊娠後期になって尿漏れが本当に多かったので(笑っただけで漏れるのほんと草)、ほっとく。
5:20 トイレに行こうと思って起き上がると、じょあああああああと水が漏れ出る。
漏れ出た液体の匂いをチェックした結果、きっとこれが破水だと勘付く。
主人に報告「破水しました」
主人「冷静すぎん!?」
5:45 クリニックに電話。
私「破水しました!!」
助産師さん「今少し混み合ってるので、8時半頃来てもらえますか?✨」
私「8時半!??(えっ、今すぐ行かなくていいの?)」
助「うんうん、焦らなくていいからねぇ。シャワーも浴びていいし、ご飯も食べてきてください〜」
・・・え?出産ってこんな感じなの?
破水後ってすぐ産まれるんじゃないの?
大丈夫?このまま家で赤ちゃん出てきたりしない?
なんか耐えきれず駅のホームで産んだ人の話とかあるよね。
大丈夫?私死なない?
とか思いつつ、主人が作ってくれた朝ごはんをとりあえずもぐもぐ。
寒い日だったのでシャワーはやめておきました。
このまま出産→赤さんとの写真撮影になるかもと思い、
ファンデーション塗って眉毛だけ描きました。(テーブルの上の汚さが動揺を現している)
8:30 タクシーで産院へ。
9:00 クリニック到着。タクシーで一緒に来てくれた主人と別れ、ひとり陣痛室へ。
助産師さん「破水かどうかチェックするねぇ」
羊水は弱アルカリ性なので、リトマス紙みたいのでチェックするらしい。
リトマス紙みたいのをお股奥深くにグリグリ入れてる。
「いででででででてえてtでtdてててえt!!!(痛)」
子宮口ぐりぐりされるのほんと痛い。
助産師さん「うーん、子宮口は1cmって感じ。(←出産時は10cm開くらしい)血がついてて羊水かどうかがわからなかったから、精度高い方でもう一度チェックするね、破水じゃなかったら一度お家に戻ろっか」
鬼!!
あんた鬼だよ!!
(その後の2回目の検査で無事破水認定。帰らずに済んだ。)
9:40 陣痛室にて待機。【痛みレベル0】
テレビを見ながら点滴(ヴィーンF)をうつ。
ヴィーンFの効能・効果ググった
循環血液量減少時及び組織間液減少時における細胞外液の補給・細胞外液の補正、代謝性アシドーシスの補正。
よくわからん。
9:55 無痛処置しますーと告知される。え!?もう!?【痛みレベル0】
10:15 硬膜外というところに針を刺して管を通しますよーと言われる。
聞いてはいたけど、「針刺して管通す」って言葉がすでに怖い。
助産師さんが、彼女の全体重をかけて横たわる私の体をグッと力強く押さえた時に、
あ・・・きっとこの処置痛いんだろうなと察する。
助「お腹抱えてエビみたいに腰丸めてくださいー」
お医者さん「はいいきまーす」
ぐっ!!(背中と腰を強く押される感じ)
(ぐぉおおおおああああ・・・)←声にならない痛み
(この瞬間【痛みレベル10】)
後にも先にもこの時の痛みが一番痛かった。。。
自分の背中に刺されてるからどういう状態なのか全然わからないんだけど
処置が終わった後、先生が持ってた手袋とガーゼにまぁまぁ血がついてたから、
見なくてよかったやつだと思う。
10:45 陣痛促進剤・抗生剤を飲む。【痛みレベル0】
(点滴で投与するのかと思ってたからびっくりした)
陣痛促進剤も抗生剤も飲む時間が決まってる。
痛くなったら麻酔入れるので呼んでくださいねーと言われる。
10:50 麻酔がきいているかチェック。【痛みレベル0】
保冷剤を太ももの内側に当てて、「冷たく感じますかー?」って聞かれる。
いつもだったら「つめてぇ!!」ってなるのに、何にも感じない。麻酔すごい。
以降、テレビを見たり、母や主人とLINEをしたりして過ごす。
12:00 ランチ(待ってました!)【痛みレベル1】
めっちゃお腹すいてたから、ビッグボーイの大俵ステーキ食べれそうだったけど
麻酔の効き目とかの関係上、おやつって感じの量。
ちょっと下腹部がいたくなってくる。
寝る。
14:00 【痛みレベル3】
お腹がいたくなる頻度が増えつつも、麻酔入れてもらったらすぐ消える。
重めの生理痛程度。
とりあえず寝。
陣痛って、くるのがわかる。
ああああくるくる(クレッシェンド的な)、からの、「いたたたたた!」っていう強い痛み(フォルテ的な)が数秒続いて、また遠のいていく(デクレッシェンド的な)感じ。
16:30 【痛みレベル5】
ムッキムキのおじさんに子宮握りつぶされてる感じの痛みに変わってきて
耐えつつも麻酔追加。
でもなんだか効きが悪くて、助産師さんが頻繁に見に来てくれる。
17:30 まだ麻酔の効きが悪い。
恒例の激痛子宮口ぐりぐりで子宮口の開きをチェック。
3cm。。。。(7時間前から、プラスたったの2cm)
「中さん、お通じ最後いつだった?💩が赤ちゃんの通り道を邪魔しているから、あとで💩掻き出すね」と笑顔で言われる。
お食事中の方ごめんなさい。
「掻き出す」という単語に酷くおびえる。
18:30 突如、子宮口6cmに!!!
急激に子宮口が開いたから今まで麻酔が効きにくかったのかも、とのこと。
なんとなく後半戦な感じがしてくる。
19:00 麻酔が変わる。
それまでは、痛くなったら助産師さんを呼ぶスタイルだったのが、
自分で麻酔を追加できるボタンを渡され、
痛い時はいつでも自分で麻酔を追加できるようになった!
ちなみに麻酔量は機械でコントロールされているので、連打しても出る量は変わらない。
このボタン麻酔を渡されて以降〜産むまで、痛みがかなり少なかった記憶。
19:30 「分娩室に移動しますよぉ、荷物を持って移動しましょう」と言われ、歩いて移動。
あ、歩くんだ・・・って思った。
ストレッチャーで運んでくれるのかと思ってた。
持参した陣痛食をたいらげる。
こんな緊張感なくていいのか??
食べたら眠くなり、ねる。
20:30 子宮口全開!!!
そして助産師さんに💩クリーンの儀を行っていただく。(もう恥ずかしさとか全然ない。)
赤さんが下りてくるのを自然に待つ。
22:00「赤ちゃん、せまいとこ通ってきてるから、もうお産にしましょう」とさらっと告げられる。
理由がよくわからんけど、どうやら最後のクライマックスっぽいぞ。
立ち会い出産の主人、緊張の面持ちで分娩室に入室し、分娩台が上がる。
22:30 💩出すみたいにいきんでくださーいと言われるも、
え・・・?💩出す時ってどうやっていきんでたっけ・・・と混乱。
助産師さんの掛け声に合わせて、いきむこと5回。
23時ちょうど、つるんと産まれた!!!
赤さんにはじめてかけた言葉は
「お、おつかれ・・・」
もっと素敵な言葉かけてあげればよかったなぁ。
やっと会えたね♡とかさ、ママですよぉ♡とかさ。
気がついたらぽろぽろと涙が出ていました。
なぜあの時涙が出てきたのか、いまだにはっきりと理由はわかりません。
「10ヶ月一緒だった赤ちゃんにやっと会えた嬉しさ」だけではない
たくさんの感情がこみ上げてきたのです。
元気に産声をあげた我が子の声は、
私が今まで聞いたどの音よりも、どの音楽よりも美しい音でした。
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