原田真帆さんというバイオリニスト|撮影裏側

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こんにちは、バイオリニストYouTuber:なか かなです!
はじめましての方は、私の自己紹介はこちら

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みなさん、先日公開した、ロンドン在住バイオリニスト原田真帆さんの動画は楽しんでいただけましたでしょうか?

ロンドン移住後、初のゲストということで非常に気合の入った動画となり
たくさんの方にご覧頂いていることがとても嬉しいです!

本日は、原田真帆さんとの撮影秘話やコラボに至った経緯などを書いていきたいと思います!

原田真帆さんってこんな人

真帆さんはロンドン在住8年目のバイオリニスト・研究者としてご活躍の方。
研究テーマはヴァイオリン演奏におけるジェンダースタディ。

そして
眩しくて目がくらんでしまう、眩しすぎて直視できないほどの超エリート経歴!

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校(最高峰の音楽高校)を経て、同大学音楽学部器楽科(最高峰の音楽大学)卒業。
その後渡英し、英国王立音楽院修士課程、同博士課程修了。

ふぁあああああああ!!!!(絶叫)

コラボの経緯

YouTubeを見てくださっている方や、私のレッスンを受講してくださったことがある方々は信じてくださらないかもしれないが

私、プライベートではド陰キャです。

休日は引きこもりはもちろんのこと
グループLINEは基本読むだけ。
パーティーや飲み会では何を話したらいいかわからなくなる。
そもそもそういうイベントごとに「行く!」と返事をするのに尋常ではないエネルギーがいる。
何日も何日も悩んで「行く!」と言ったら言ったで、前日ものすごい行きたくなくなる。
YouTube編集大好き。(なぜなら誰とも話さなくて良いから)

それに加えて、ちょっと自虐的な性格をしています。

「私なんか⋯」
「私の演奏なんて⋯」
「私の話なんて⋯」

あんなに偉そうにYouTubeでべらべら喋ったり弾いたりしているくせに、割とすぐ自信喪失するタイプなのです。なので

コラボ依頼とか!!
そんなコミュ力を必要とすることなんてできない!!!!

ここで言っておきたいのは、コラボが嫌なわけではないのです。
コラボ、したいんです。めちゃくちゃしたいんです。

でも「コラボしてください」とお願いして
断られたらどうしよう?
「あんたのふざけたチャンネルとうちがコラボとか笑わせないで」って思われたらどうしよう?

と怖くて震えているのだ!

そんな震えチキンYouTuberに、XでDM&YouTubeでコメントをくれたのが真帆さん

真帆さんのYouTubeは以前から拝見していて
その落ち着いていて知的な語り口や、知識の深さを感じる濃いトーク内容
技巧的な曲も叙情的な曲も美しい音で弾きこなすお姿、その演奏スタイルがとても好きだったのと
何より真帆さんの
「バイオリン技法に絶対的な正義はないし、どんな技法も演奏者もジャッジしない」
という考えが香ってくる感じにたまらなく共感していたのです。

コラボのご提案をくださった時はまるで芸能人に会えるかのように心弾み
お会いする時は何を着ようか、どんなメイクをしていこうか毎日考えていたものです(暇かよ

そして初対面

真帆さんとは何度かやり取りをした後、ロンドン中心部のカフェでお会いすることになりました。

初めてお会いした真帆さん、
初対面なのに初対面の感じがしなかったのは、私がいろいろ動画を見まくっていたからでしょう。

真帆さんはコラボ<第1案>そして<第2案>を作ってきてくださり、企画書にして持参してくださるというさすがofさすが

第1案、第2案どちらもすごく面白い企画だったので、2つともやりましょう!という話に。

ちなみにカフェ入店直後2時間ノンストップでしゃべりまくり、笑いまくった私と真帆さん。
まさか誰も私達のことを、この日が初対面だとは思わなかったはず。

真帆さんの下宿先で撮影

撮影は、真帆さんの下宿先で撮影しました。

合計4本分(私の動画2本+真帆さんの動画2本)
すべて1日で撮影!(鬼スケジュール)

でね、でね。
朝7時から密着させてほしいとお願いし(クソ迷惑)ご無理を聞いていただいているにも関わらず
真帆さんは私のためにスコーンを焼いてくださったのですよ⋯!
おいしかった⋯!
本当は5個位食べたかったけど、一応そこはちゃんと人らしく遠慮しました

王立音楽院にも初潜入

「1日密着動画」のため、英国が誇る音楽院にもお邪魔させていただきました⋯!

十数年ぶりに「若き学生たちが集まる学び舎」に入ったときのあの懐かしい感じはムネアツでした。
なんだろうね、あの若さときらめきと情熱と笑顔が溢れてる感じ⋯

まぁ手っ取り早く言うと、若さです。

動画内で真帆さんが召し上がっていたフィッシュ&チップス、私もいただきました!

フィッシュ&チップスにはいろいろな派閥(衣が厚め or 薄め、衣がふわふわ系サクサク系など)があると思うのですが、
これは、サクサクカリカリ系。もちろん身はふわふわ。

特筆すべきはこのソース!

このタルタルソースってのも曲者で、
重めドロドロ系の場合はそいつ重さで、胃が鉛のように重くなり寝込む(ガチで)ことが多い。

だがしかし今回食べたこのタルタルは、
テクスチャーもライトな感じでハーブ(たぶんミント)が入っている。
不思議と爽やかに、どんどん進んでしまうのだ!!!!
食後の胃もたれ感もなし。

私の中で現在ベスト魚芋です。

なんだこれ食べ物ブログか?

泣く泣くカットした話

YouTube編集で一番つらいのは、せっかくお話いただいた内容をカットする時。

今回も
・藝大オーケストラの授業での、指揮者の高関先生との思い出話
・音楽院で師事した先生とのレッスン話
・イギリスの魅力

たくさんの楽しいお話があったのですが、カットしての動画公開となりました⋯😭

いつもいつも、撮影したものをそのまま公開したいんです。

カットした部分のその話で、人生が変わる人がいるかもしれない。
なにかきっかけを掴む人がいるかもしれない


でも「作品」としてより多くの方に楽しんでもらうための「動画尺」「話の流れ」ということも気にせねばならず⋯
いつも歯をくいしばって編集しています。

コラボ動画、ぜひ何度もおかわりしてください!
真帆さんのチャンネルの方の動画↓

余談(ちょいグロ)

みなさん、かもめってお好きですか?

つぶらな目をしたこのコ。

ロンドンってかもめが飛びまくっています。
街中の結構低いところも飛んでいるので
いつも「かわいいなぁ」なんて自宅マンションの窓から眺めていて
息子にも「ほら、かもめさんだよ、かわいいね、なでなでしたいね」なんて言ってたんですよ。

真帆さんのおうちで撮影していたときにも、窓からかもめが見えました。

隣のお家のソーラーパネルの上でなんかもぞもぞしていました。

よーーーくみると

鳥の雛さん(ミニミニサイズのほわほわよちよち)を加えて
あのくちばしで何度もグサグサつきさしていじめぬき、解体(もうこれほんと見てられなかった)(見てるじゃん)
数分後には完食。ごちそうさまでした。

自然界の厳しさとはいえ⋯

かもめ、もう全然かわいくない。
まじでかわいくない。
なでなで?するわけない。
(かもめでなくても野生動物なでなでは危険だね)

雛もかわいそうだし
お隣さんのソーラーパネルの上にも解体時の残骸が残っていて、お隣さんもかわいそう。
お掃除したかなぁあのソーラーパネル。

今は街でかもめを見かけても「無」になっている今日このごろです。

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